さつき子ども日誌
さつき子ども日誌
新しい1年が始まって1か月が経ちました!
新入園の子どもたちは、連休後も思っていたより落ち着いていて、楽しく過ごす姿が見られます。
徐々に温かくなってきているので、砂場遊びや水遊び、鬼ごっこなどの体を動かす遊びなど、園庭で遊ぶ様子が増えてきました。
虫好きもダンゴムシやミミズなど(…虫?)を見つけて「これ飼うとよ!」と嬉しそうです♬
ペン
2021-05-26
夕風の時間で先生たちが色々と考えて保育を展開してくれています。
制作遊びコーナーの片隅にあった水性ペン。
園の活動ではクレヨンや絵の具を使うことが多いので、意外と触れる機会が少ないもの。
使い始めるといつもより細かく丁寧に描き込んでいく様子がありました。
ペンとクレヨンなどでは描ける素材なども変わってきます。
色の塗り方や手ごたえも当然違います。
あまり扱うことが無かったため伸びしろもたくさん。
「これに描いてみたらどうだろう」「色は混ざるかな?」好きな絵を描きながら、試すことも楽しんでいる様子でした。
子どもにとっては素材や道具自体が学びのための教材の様なものです。
繰り返し試行錯誤することで、経験は知識になっていきます。知識が増えるとできる事の幅が広がります。できることが広がると子どもたちのやりたいことがどんどん大きく、面白いものになっていきます。
身近にあるもの、今まで「危ない」「管理が大変」と遠ざけてきたものに触れる機会を増やすことも必要なのかなと感じます。
ものの起源を知る
2021-05-26
園報でもお知らせした綿花の栽培スタート。
私も初めての経験です。
頂いた綿の種を一晩水に浸しておきました。
子どもたちも先生と一緒にくわやスコップを持ってお手伝い!
「わたって何?」
先生たちの畑作業を見ていて、何か野菜でも植えるのかと思っていた子どもたちからは当然の声。
全部答えたものか…お楽しみ♪とでもいうか。
今回は簡単に「綿っていうお花ができるんだよ」と伝えました。
1週間ほどで芽が出てきました!
保育一つひとつには「ねらい」や込められた願いがありますが、今回は「ものの起源に触れる」ということ。
毎日気にすることもなく着ている洋服が何からできているか、子どもたちに聞くと「ぬの!」や「お店でできてる!」といった返事が聞こえてきます。
じゃあその布は何からできてる?お店の人たちはどうやって布を作ってる?
そうやってものの起源をたどると、子どもたちはそれを知りません。
壮大な話に聞こえてしまいますが、綿花ができた時に驚きと共に少しの感動が生まれたらいいなと思って取り組んでいます。
年長 ビートスイミング!
2021-05-11
この日は年長組初のビートスイミングの日!
慣れた様子で準備をして、いざプールへ!
顔を水につけるのにドキドキしている様子の子もいましたが、水の気持ちよさを身体いっぱい楽しんでいる姿が印象的でした!
レッスンの内容をじっくり見ていたのですが、思い切り水を掛け合ったりするような楽しみがありながら、潜ったり浮いてみたり挑戦する部分もあって、ひとり一人声をかけてもらいながら自分のペースでチャレンジして嬉しそうに笑っている子どもたちを見て、コーチたちすごいなぁと改めて思いました。(幼稚園のプールだと大騒ぎで歯止めが利かなくなりそうになり、怒られてしまう事も多々あるため…。)
暫くしたらまた、写真を撮りに行きたいと思います!
初日、無事に楽しく終われたようでよかったです。
せんたくばさみ
2021-05-10
夕風の時間に出した洗濯ばさみ。
保育現場ではよく使われているつなげてブロックみたいにして遊ぶ様子をイメージしてました。
ひたすらつなげていって「お花」と嬉しそうにしている女の子たちと楽しんでいたのですが、少しずつ入れ替わって男の子たちがメインで遊び始めると使い方に変化が。
自分につけたり、人につけたり、カーテンにつけてみたり・・・色々なところにつけることができる洗濯ばさみの特性を楽しむように使う姿は予想外で面白かったです。
他にもUFOキャッチャーのようにして他のものを持ち上げたり、私の頭につけて「髪切りますよ~」とはさみや髪止めにして見立て遊びに使う様子もありました。
子どもたちの世界の面白さを感じられました。ご家庭でも是非!
もさもさしたところ
2021-05-10
幼稚園の一番奥なので見たことない方もいらっしゃると思うのですが、砂場と築山(現在芝生の養生中…)の間が、今子どもたちに人気です!
日陰だし、草木も多く、なんだか「もさもさ」した雰囲気なのですが、だんごむしなどの小さな虫がたくさんいたり、クローバーがたくさん生えていたりと子どもたちの目にとまるものがたくさん!
今日もだんごむしを探している子どもたちが何人もいて「だんごむしのおうちを作ろう!!」という話になったので、続きはまた後日(たぶん)
ここ実は昨年度の冬に一緒に遊んでいた何人かの子どもたちとシロツメクサの種をはなさかじいさんみたいに蒔いたところ。
もさもさ通り越してぼさぼさですが、覚えていて喜んでくれる子もいました。
シロツメクサの茎を割くようにして穴をあけて、そこにまた違う葉の茎を通していくと、どんどんつながっていって色々なものが作れるよ…と教えてくれた女の子たち。
立場逆転でずっと教えてもらっていました。
園庭では走り回って鬼ごっこをしていたり、砂場で大騒ぎしながら水遊びが盛り上がっていたりと賑わっている日々ですが、ここだけ別の時間が流れているような、ゆったり心地いい癒しの時間でした。
勉強しようと思っていますが、こういう野草遊びなど詳しい方がいたらご教授ください。。。