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学校法人有浦学園
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さつき子ども日誌

さつき子ども日誌

先日卒園式を迎え、今年もかっこいい年長さんたちが卒園していきました。
雨が降る時間もありましたが、子どもたちが退場する頃には、子どもたちをお祝いするように晴れた空が見えました。
少し寂しい気持ちと、新しいステージに向かう子どもたちへの応援の気持ちと半分こです。

令和5年度、たくさん支えていただき、ご協力いただき本当にありがとうございました!
来年度もよろしくお願いいたします。

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おにはそと~!

2024-02-03
2月2日に豆まきを行いました!
毎年本物みたいな鬼(子どもたちには本物と言っています)が登場して子どもたちも本気で、必死になって鬼退治をしています!
今年度は事情があって本物の豆を使えなかったため、子どもたちは鬼をやっつけるためにお守りや武器になるものを作っていました。
年少さんは新聞紙などを丸めて豆を作り、年中さんは鬼が苦手なものを調べて鰯の頭と柊の葉のお守りを作りました。
年長さんは鬼のこん棒を真似てこん棒作り…。
今年は鬼も張り切って、登場にも演出が…
笛の音や太鼓が鳴り響くと、ホールの外やステージの幕の中から登場して、子どもたちも驚いていました!

始まる前から(数日前から)不安だった子もいて、泣く姿もありましたが、そんな子は先生と一緒に後ろから「おにはそとー!!」と一生懸命声を出していました。
ただ怖いだけになってしまわないように、先生たちも一人一人の子どもたちに「ほら鬼も(作った豆で)痛がってるよ!」「泣いてたけど頑張ったから大丈夫!」と声をかけていました。
体や心の中に「怒りんぼ鬼」とか「忘れんぼ鬼」とか「野菜嫌い鬼」とかいろんな鬼がいるねという話から、鬼に立ち向かうことで、自分の中の頑張りたいところに向き合うきっかけになればとも考えています。年少さんたちには少し難しいところもあったかもしれませんが、一生懸命歌ったりしてやっつけると、鬼も最後は白旗を振って降参。ペコペコ頭を下げて手を振りながら去っていきました。

年中さんは鰯の頭のにおいが嫌いな鬼に向けて、作ったお守りをフリフリ!!
鬼が逃げると追いかけて、迫ってくると逃げての一進一退の攻防。
勇敢な子どもたちを先頭に、見事鬼をやっつけました!
年長さん最初からやっつける気満々でしたが、「先生のことも守ってね」という問いかけには「自分のことは自分で守って!!」と余裕は無いとのことでした(笑)
でも泣いてる友達のことは守ってくれる子もいて、鬼も本気で退散…
晴れ晴れとした表情と共に勝ち誇った姿は戦隊ヒーロー番組を見ているようでした。

給食も節分プレートで大喜びでした♪

がんばって走ったよ!

2024-02-01
気持ちのいい晴れの日に園庭に集まったのは年少・年少々の子どもたち。
クラス&年少々チームでリレー対決をしました!

今回は先生たちも応援の声を大きくして、いつもより少し”勝負”感が強い様子でした。
走ることを純粋に楽しむことが出来るのは子どもたちの素敵なところですが、「頑張って勝つぞ~!」という思いに触れて、いつもより一生懸命走ったり、走っている友達を応援する姿が見られました!

作品展に向けて②

2024-01-25
作品展に向けた活動の中ではたくさんの素材に触れる機会があります。
これまでの活動の中でも使ってきた、子どもたちが使い慣れた素材や道具がベースにあるのですが、そこに加えて新しいものにも触れています。
廃材募集では箱類とは別に色々な素材をいただきました。
廃材だけではなくて、作品展に使えそうだからと素材を大量にいただいた事もあります。
先生たちも段ボールをお店まで集めに行ったり、必要なものを探すのに工場に連絡を入れたり…と走り回っています!
みんなで協力して作る作品もあれば、一人一人が夢中になって作っているものもあります。
ジャングルの世界に住む動物たちはすごく個性的で味があって素敵でした!
色を塗ったり、色紙を貼り付けたりして表現していますが、素材を選ぶ時にも「クモの足はもっと茶色い(濃い)トイレットペーパーがいいな」と選ぶ様子もありました。
布を使ったり、ビニール素材を使ったり、見えないところですが、形を作るためにアルミの針金を使ってみたり・・・
素材の特性も感じながら頑張っています!

作品展に向けて

2024-01-25
子ども日誌を更新できていない間に…作品展に向けた活動が盛り上がってきました!
子どもからイメージを吸い上げて、クラスとして作品展でどんなものが作りたいかを話し合い決めていくところから始まっています。
年中や年長は昨年度までの経験があるので、「○○作りたい!」「(クラスを)こういう風にしたい!」というイメージがたくさん出てきました!
どういう材料を使って、どのくらいの大きさで…と、具体的に考えていける様子も見えます。

年少・年少々のクラスは今年は少し例年と違った形にチャレンジです。
1学期に楽しんだお店屋さんごっこでの経験をベースにクラスでも活動を行いながら、学年としても交わりながら”お店屋さん”を作っています。
先日のCalbeeのオンライン工場見学の影響もあって、年少さんたちなりに「商品がお店に並ぶまで」も考えています♪
保護者の皆様から頂いたたくさんの廃材はホールにも置いているので、活動中も子どもたちが素材探しにやってきます。
目を輝かせながら箱を選んで、途中でおもちゃの箱に寄り道しながらも、先生とどんな材料が必要か確認して、嬉しそうな顔でクラスに持って帰っています。

クラスで話し合う様子や友達と相談する姿を見ていると、楽しみながらも真剣に取り組む子どもたちの表情がありました。
話し合いを重ねて子どもたちのアイディアがまとまってくると、「○○の世界」のようなクラスのテーマが決まります。
テーマがまとまりそうな頃に2人の先生から相談がありました。

「子どもたちと何度も話し合ってテーマが決まりそうなのですが、隣のクラスと被っているところがあって…」
「少し雰囲気が似た感じになりそうなんですけど、そこは被らないように考え直した方がいいですか?」
・・・なるほど、そういうこともあるよね!という話だったのですが、先生たちと話し合っている中で「別に被っててもいいんじゃないか」という事になりました。

そもそも被るのが良くないという事でもないのですが、考えずに真似すると、そこには自分たちの思いがこもっていない作品になってしまいます。
ただ、子どもたちと一生懸命考えた結果のことなのでテーマの字面は似ていても、込められた想いとこれから取り組んでいく過程で生まれる面白さは別物だと。

頑張れば頑張るほど、お部屋の生活スペースがなくなっていく作品展。
不便だけどなんだ嬉しい中で充実した時間を過ごしています!

ちょっと作っていこうか。

2024-01-15
さつき幼稚園ではご家庭から日々たくさんの廃材(お菓子の箱や牛乳パックなどご家庭にある遊びの材料になりそうなもの)をお持ちいただいています。
作品展も始まるところですが、もう片付けが追い付かないくらいの材料が集まってきていましたので、先週から作って遊ぶコーナーをだしています。
朝9:00頃から準備を整えておくと、ふらっと歩いてきた子や外に行こうと階段を下りてきた子たちが「お!何か作っていこうかな」と様子を見に来てくれます。
置いてある廃材をガサゴソと物色し、気に入るものがなかった子は去っていくのですが、イメージが湧いた子は座って黙々と作り始める姿があります。

基本的には自由工作コーナーなので、私は「先生ちょっと手伝って!」と言われれば、硬い紙を切ったり、足りない材料を追加したりして様子を見ています。
『車を作ろう!』みたいな見本もないので、最初は廃材とにらめっこしている子もいますが、とりあえずくっつけてみたら何かに見えてきたりして、作って遊ぶ面白さが加速していきます。

個人的にはうまく作る必要もないし、完成させる必要もなく、途中でやめてもいいと思っています。
遊びの選択肢の一つとして、ちょっとやってみようかな…やっていたら楽しくなった!
一緒に作っていたから、次の遊びも一緒に始まった…など、きっかけになったら嬉しいです。
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